オリジナル楽曲等の譜面を自分で書く時、まず最初の難関が『♯』や『♭』でその曲の調(キー)を記す事です。
以前、曲の調(キー)を知るための呪文の記事で という呪文を覚えると、
- # 記号の順番「ファドソレラミシ」
- ♭記号の順番「シミラレソドファ」
この数によって瞬時に【その曲の調(キー)】を知る事ができます。
という説明をしました。
しかし、オリジナル曲の譜面を自分で書く場合、『♯』や『♭』の数もわからないので上記の呪文も使えません。
今日は譜面を自分で書く時に便利な【譜面の調(キー)の早見表】をご紹介したく思います。
まず、譜面を書くにはその曲の調(キー)が分からないと始まりませんので、調(キー)を知るための簡単な方法を説明したく思います。
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楽曲の調(キー)はほぼ、Aメロの出だしのコードで決まる
例外もありますが、
- ほとんどの楽曲の調(キー)は
- Aメロの出だしのコードになります
- Aメロの出だしのコードと、イントロの出だしのコードが同じであれば、99%そのコードが調(キー)になります。
※今日はあくまでも、自分でオリジナル楽曲の譜面を書くためにという趣旨で話を進めますので、上記の説明に当てはまらないような特殊な楽曲には用いれません。
楽曲の調(キー)がわかったら、下の表で『♯』や『♭』の数を確かめて譜面の最初の音部記号(表はト音記号)の横に同じように記して下さい。
※音部記号については初心者のための【音部記号】をご参照下さい。
これで簡単に調(キー)を記す事ができます。
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【譜面の調(キー)の早見表】
長調(メジャーキー)
【長調(メジャーキー)(♯編)】
【長調(メジャーキー)(♭編)】
短調(マイナーキー)
【短調(マイナーキー)(♯編)】
【短調(マイナーキー)(♭編)】
この表が無くても、曲の調(キー)を知るための呪文で説明した『♯や♭の数で調(キー)を簡単に割り出す方法』を逆算すれば、おのずと『♯』や『♭』の数も分かります。
ただ初心者にはやや難しいので、まずは上記の表を参考にしてみて下さい。