ピアノに不慣れな方はピアノ伴奏の打ち込みの際はステップ入力で打ち込んでいくと思いますが、ピアノをある程度弾ける人であればリアルタイム入力をしている人も多いと思います。
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ステップ入力とは?
演奏をリアルタイムに連続して弾いてデータを入力するのではなくて、一音一音入力する方法です。
シーケンスソフト側で入力する音符を設定し、鍵盤を弾くとその音のmidiが入力されます。自分の好きなタイミングで次に入力したい音を押さえると、先程入力した次の場所へ入力されます。
これを繰り返す要領で入力する方法がステップ入力です。
リアルタイム入力とは?
その名の通り、シーケンサーに沿って録音するのと同じようにリアルタイムで演奏してデータを入力していくことです。
ピアノのリアルタイム入力時のサスティーンペダルの問題
ピアノをリアルタイム入力している時に演奏をミスしてしまった場合はそこで停止し、間違えた場所からまた録音し直せば良いのですが、サスティーンペダルの問題が生じます。
- リアルタイム入力時のサスティーンペダル情報の問題
- 演奏を間違えた場所からちゃんと弾き直しても、サスティーン情報が残っていて、音が濁ってしまったという経験をした人も多いのではないでしょうか
※ステップ入力の場合はこの問題はありません
サスティーンペダルの情報もシーケンサーにデータでは入力されているのですが、それも含めて直していくのはとても大変な作業になりますよね。
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解決策:トラックを2つ使用して、リアルタイム入力する
例外もありますが、
大抵はサスティーンペダルはコードの切り替わる1小節単位か2拍ずつで上げ下げがあります。
2つのトラックを使って、このサスティーンの上げ下げのタイミングに合わせて、トラックを切り替えながらリアルタイム入力していくことで、サスティーンの問題も解決します。
ピアノに不慣れな人でも1小節や2拍単位ずつならば弾く事も出来ますよね?
この方法で録音(リアルタイム入力)していくと直しも簡単ですし、時間短縮にも繋がりますので是非参考にして頂ければと思います。
ワンズウィル 下田 義浩